タグラグビーとは?ルールと小学校での導入が進む理由を解説
タグラグビーって何?
「タグラグビー」という言葉を聞いたことはありますか?
お子さんが「学校でタグラグビーやった!」と話しているのを聞いて、「何それ?」と思った保護者の方も多いかもしれません。
タグラグビーは、ラグビーからタックルなどの接触プレーをなくした安全なスポーツです。
腰に「タグ」と呼ばれる紐をつけて、相手のタグを取ることでタックルの代わりとします。
タグラグビーの基本ルール
- チーム人数:5人(4〜7人で調整可能)
- コートサイズ:50m×30m程度
- タックル禁止:代わりにタグを取る
- パス:後ろにしか投げられない(通常のラグビーと同じ)
- トライ:相手のゴールラインを越えてボールを地面につける
タグを取られたら
- ボールを持っている選手はその場で止まる
- 3秒以内にパスをしなければならない
- 4回タグを取られたら攻守交代
接触がないので、男女一緒に楽しめるのも特徴です。
なぜ小学校で導入が進んでいるのか
1. 安全である
タックルがないため、ケガのリスクが大幅に減ります。体格差があっても安心して一緒にプレーできます。
2. 学習指導要領に記載されている
平成20年に文部科学省の「小学校学習指導要領解説 体育編」にタグラグビーが記載されました。現在、全国の小学校の約62%で実施されています。
(参考)https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387017_010.pdf
3. 教育的効果が高い
- 状況判断力:常に周りを見て判断する
- コミュニケーション能力:声を出して仲間と連携する
- 協調性:一人では勝てない、チームで動く
これらは、体育の授業で身につけたい力そのものです。
タグラグビーからラグビーへ
タグラグビーで楕円球の楽しさを知った子どもたちの中には、「もっとやりたい!」と本格的なラグビーに進む子もいます。
実際、2019年ワールドカップ以降、小学生のラグビースクール登録者数は増加傾向にあります。
- 2019年:約20,000人
- 2020年:約22,000人
- その後も増加傾向
学校でのタグラグビー体験が、ラグビー人口の裾野を広げているのです。
おわりに
タグラグビーは、ラグビーの「考えて動く」「仲間と協力する」という本質を、安全に体験できるスポーツです。
お子さんが学校でタグラグビーを体験したら、ぜひ感想を聞いてみてください。もしかしたら、新しい世界が広がるきっかけになるかもしれません。
A&T司法書士事務所 辻 昭憲
※ラグビーに関するご相談も歓迎です。お気軽にお声がけください。